手術後に起こる合併症は?
合併症にはたくさんの種類がある
手術後には、望ましくないことが起こることがあります。手術によって起きてしまう病気や障害を手術の合併症といいます。気をつけたい合併症には、さまざまなものがあります。そこで、ここでは一覧にしてご紹介します。全てを理解することは難しいですが、合併症が起こるかもしれないということだけは理解しておいて下さい。
| 種類 | 内容 |
| 縫合不全 | 縫合した部分から飲食物や消化液が漏れ出してしまう状態です。腹膜炎や腹腔内の潰瘍を起こすことがあります。多くは飲食を断つことで治しますが、重傷であれば手術で漏れるものを体外に出し、治るまで腹腔内を洗浄します。 |
| 肺炎 | じっと寝ていると呼吸が浅くなって肺のなかに痰がたまります。痰の排泄をうまくおこなわないと、細菌に感染しやすくなり、肺炎を起こすことがあります。 |
| 膵液瘻(すいえきろう) | 膵液が一時的に漏れ出す状態です。すい臓の一部を取り除いたり、すい臓周辺のリンパ節を取り除いた場合、脾臓を取り除いた場合などによく起こります。多くの場合で感染を併発して発熱します。 |
| 腹腔内膿瘍 | 縫合不全や膵液瘻に伴い、腹腔内の膿の塊ができてしまう状態です。膿をだすことで感染を防ぐようにします。 |
合併症を防ぐには・・・
多少つらくても、少しずつ歩行訓練を行うことで手術後の回復につながります。ベッドの上で深呼吸を行うこともよいでしょう。肺炎対策として痰をためないように工夫するのも手です。たばこは粘り気のある痰になりやすいので控えるようにしましょう。
あわせて読みたい
術後の食事のポイントは?へ戻る
スキルス性胃がんって?へ進む








手術後に起こる合併症は?







